極上の孤独を読んで 書評

私は孤独が嫌いです。だから、音楽を聞いたり、本を読んだりして自分の中で気を紛らわしています。さびしくて誰かとつながっていたくて、本を読んだり、音楽を聞いたりしています。

SNSでも、リアルでも友達がいない私は、孤独と常に隣あわせなので、暇しかないです。

仕事をしている時間以外は、何のしがらみもないし、同僚のラインも知りません。メールアドレスだけ知ってれば、必要ないですからね。なんか最近割り切れてきました。下らない人間関係はもう必要ないです。仕事さえ出来れば、なんとかなるような気がします。

 

こんな風にブログを書くと誰かとつながった気になれたり、生きている意味を感じるようになります。

このブログを読んで誰かが元気になれたら、いいなと思います。

絶望する女性の写真

 

極上の孤独 (幻冬舎新書)

極上の孤独 (幻冬舎新書)

  • 作者:下重 暁子
  • 発売日: 2018/03/27
  • メディア: 新書
 

 

この本は逆で、孤独を勧めています。孤独とは自分に向き合う作業であります。なんか語尾が変になりました。まあ、直しませんけれど。それも、味だと思って書いております。

まあ、そんなことは置いておいて、孤独と孤独は違います。孤高になれたらいいなと思います。なかなか難しいですけれどね。

そんなに割りきれないですけれどね。

背表紙のあらすじの抜粋です。

現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、例えば孤独死は「哀れだ」「ああなりたくはない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも周りに自分を合わせてるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。

私が特に響いたところを書きます。

 年をとるにつれて、だんだんいい顔になる人といやな顔になる人がいるが、その差は品性にあると思う。歳と共にその人の持っている内面が見事にひょうじょうにあらわれてくるからだ

 私も年をとってきました。人生において、年をとるとは自然の摂理ですね。

でも、ふける人と、そうでない人との違いはこの品性の差にあると思いました。

この作者が、重きを置いているのは、中身を磨けということです。中身を磨くためには本を読み知識をインプットし、自分の時間を作ることで、多面的に考えることができるようになります。

私も早くその境地になりたい。そう思わせてくれる本です。

一ブロガーとして、一ゲームの作り手として。そして、一人の人間として。