結婚の妄想話 電話編

 恋愛小説も早いもので、第四回になりましたね。小説家志望の読書オタクだった、私は何の影響を受けることなく、意味不明な文章を書き連ねています。自覚はあるけれど、修正ができないので、腕がまだまだですね。

客観的に見ることはできても表現ができないので、うまくいかないですね。できたら、小説家になってますよね。まあでも、印税も全然入らない厳しい世界になってしまったので、趣味で書くか、副業をしないとごく一部の人以外食っていけないらしいですね。

私はちなみに、編集者の目に留まって、デビューを思いっ切り、目指しています。関係者見てください。まあ、たぶん無理でしょうけれど。

まず、過去記事の振り返りです。

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 それでは、本編に入ります。

 

一人家で、YouTubeを見ています。今日もまた、くだらないYouTuberの日常を見ることで、なんとなく退屈しのぎをしています。

そのときです。

スマートフォンが鳴り、見慣れない電話番号で、出るか迷います。ドキドキ、もしかしたら、ごはんのお誘いかもしれない。心臓の音が大きくなる。いや、怪しいセールスかどっちだろうか、普段なら絶対に出ない電話を私はしばしまどろむ状態でしたが、とりあえず出てみようと思います。

「もしもし」いつもより少し高い声が出ました。

「突然電話してすみません、先日の街コンで、お会いした山田です。」

「ああ、山田さん。先日はお世話になりました。」誰か全く覚えていないけれど、とりあえず、これも縁なので、話してみることにしました。

「谷さん、その、ご趣味は何かありますか?」そうなのです。ここまで隠してきましたが、私の名前は、谷なのです。

「えっ・・・。音楽のライブを見に行くことです。」

「音楽ですか。どんなジャンルを聞きますか?」

「スピッツです」

「スピッツですか。僕は、チェリーとか、空も飛べるはずとか、スパイダーとか、90年代のスピッツが好きです。」

「山田さん。結構お詳しいんですね。」私は代表曲を何曲か挙げられたが、90年代と来たか、オタクな私を出すか、ミーハーな私を出すか、迷ったが、とりあえず、有名な曲で話を広げてみる作戦にします。

「空も飛べるはずは、いいですよね。あのイントロを聞いただけで、スピッツ聞いたなという感じがしますからね。」

山田さんのスイッチが入ったので、終始、相槌を打つことにしましたが、果たしてこれでよかったのでろうか。時計ばかり見ながら話を聞いていた私は、思ったより時間がたっていないことに驚いた。

「では、また掛けますね。」

「よろしくお願いします。」

「本当に掛けますよ。」

「はい。」

 

 

こんな感じで、まったりと普段の自分とは違う文体で進めていきます。普段のブログも書いていくので、ご期待ください。それではまた。