書評の仕事の書評

この本は、書評家と呼ばれる、書評を生業にしている人についての紹介からはいります。


まず、書評とは。
なるほど、これは面白そうな本だな。読んでみよう。と思わせる役割です。

つまり、本編のネタバレを極力しないけれど、興味をもってもらい、かつ読んでもらおうとするものです。

印南さんの場合は、朝起きて、SNSとパソコンで情報収集して、かなりの量の情報をパソコンからチェックして入手します。

その後、原稿の執筆を行い、お昼を食べます。
午後からも、執筆を行い、午後からたまに近所の書店を覗いて、新刊のチェックを行います。
夕食後は、本を読みます。
マスコミ系の仕事の方のわりに地味な生活を送っているなという印象なのは私だけではないでしょうか。

このように、一般的に馴染みのない、書評家と呼ばれる人の仕事の生活を知ります。

書評する本の対象は、編集者から贈られて来るものから、自分で買い集める本まで、多岐に渡ります。

自分で買い集める本の中には知り合いの紹介や、ブログ、SNSなどで知った、まだ読んだことない本を中心に買うそうで、その数は、月に100冊は越えるそうです。

つまり、著者は、一日に二、三冊は読書しながら、書評を行うペースで書いています。
私は趣味で読書しますが、そんなペースで毎日毎年も読めません。
仕事だからとはいえ、素晴らしいものがあります。

それだけの根性が、私にあればなと思います。
私は、何をやってもバカにされたまま終わり、悔しさだけが残る人生になっています。

もっと頑張っていれば、人生が、変わってたのにな、人の話を聞いておけばな。と思います。

書評の仕事 (ワニブックスPLUS新書)

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