BUMP OF CHICKENのKという曲は、黒猫と絵描きの物語です。
黒猫は嫌われていて、上手く社会に馴染めなかったけれど、売れない絵描きと出会い、そこで愛される喜びを知ります。nightという名前をつけてもらいます。
売れない絵描きは、来る日も来る日も、黒猫を書いていました。貧しい生活がさらに貧しくなりました。
それでも黒猫を愛してたから、絵描きは、黒猫を書き続け絵描きは病で倒れます。
絵描きは、地元で帰りを待つ恋人に手紙を書き、それを黒猫に託します。
その気持ちを受け取った黒猫は、懸命に走り、恋人のもとへ手紙を渡すと、倒れて動かなくなった、黒猫に恋人がKを足してknightという名前にして、土に埋めてあげる。という歌詞です。
この歌詞から、私は、生きていると、愛し愛されることと、嫌われる人には何しても嫌われるということを感じました。
また、大切な人が人にとっているなら、誰かにとってその人も大切なので、人を傷つけないようにしようと思いました。
また、Kを足してnightをknightに変える発想もさすが藤原さんと思いました。
この歌詞は、天才だと私は思います。
BUMP OF CHICKENは人を考えさせる歌詞を書く天才だと私は思ってて、一回聞いたら、いいメロディーとかっこいい演奏だなと思い、二回目は、歌詞カードを眺めて、意味を考えながら、聞き、自分なりの歌詞の解釈を考えます。
そして、月日が経つとまた別の解釈で聞けて、懐かしいなだけではなく、いい曲だな。こんな意味もあったのかと改めて思い考えさせられます。
そして、インターネットでこのような個人ブログや、インタビューを読み、多様な解釈を思い巡らせることで、またBUMP OF CHICKENの魅力に気づかされます。
そうなるとBUMP OF CHICKENの虜になってしまいます。BUMP OF CHICKENは、思春期を代弁するや、人生について考えさせる曲を中心に書いています。
人に愛されるということの、素晴らしさ、また生き物を愛でることの大切さを改めて認識させられる曲だと思います。
そして、BUMP OF CHICKENの、アルバム曲の中の名曲の一つだとも言えると思います。
散文になってしまいましたが、魅力が伝わったなら幸いです。