森博嗣の浮遊研究室を読んで

少し前に紹介した本の1巻が手に入ったので読みました。そう。森博嗣さんの浮遊研究室です。
巧みな言葉遊びや、理系の研究者ならではの視点から描かれるエッセイはいつもの、小説の森博嗣さんと違い、コミカルに描かれております。
この本のなかで、毎週今週の一言コーナーがあるのですが、それが秀逸なので、読んでほしいです。

一番心に響いたのは、何でも一番じゃないと気がすまない人は、とっくに死んでいるはずだ。です。
私は承認欲求が、非常に強く、評価されたい気持ちで生きてきましたが、そんなことにとらわれるなということですね。


私も森博嗣さんみたいに今週の名言を、毎週産み出せたらよいのですが、凡人には厳しいものがあります。

ちなみに、私はバカ過ぎて、秀逸なものなど一つも思い付かないです。それでもこのブログでは、読者が、いる限り森博嗣さんに近づくため?頑張っていこうと思います。


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森博嗣さんの作業量は以上で、一月に単行本三冊出したり、しかも研究者として働いている副業でそれらをやってのける離れ業を平気でやってのけます。

森博嗣さんの凄さは、違う回でも書いてありますが、改めて考えるともっと評価されるべき人の一人だと思いますし、唯一無二な存在だと思います。作業量、視点、考え方、未来予知、研究者としての評価それら全てが異常なものに感じます。

コンピューター用語についての回では、オーブンが開く、クイットが終了など英語の直訳ばかりです。と、言われてみると確かにと思う日常の疑問や言葉の定義について考えさせられる本です。

また起動も、stand up とかいてあるので、本当にコンピューター業界は、直訳ばかりです。

私はコンピューター業界に勤めてたことがあるので、それらのことが当たり前に感じるので、言われてみると違和感がありました。

当たり前のことほど、気になり出すと、当たり前ではないということが、良くわかりました。

他に書くことあるだろという突っ込みが聞こえてきそうですが、私なりに精一杯書いていますが、そろそろですかね。今回はこの辺で。

私は普段誰かに愛し愛され生きていますが、それらも当たり前ではないですね。日常に感謝できますね。

森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi's Floating Laboratory (ダ・ヴィンチ・ブックス)

森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi's Floating Laboratory (ダ・ヴィンチ・ブックス)

  • 作者:森 博嗣
  • 発売日: 2003/03/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)