ホルモー六景を読んで 書評

 6月も半ばですね。梅雨入れが本格的に始まって、暑さとジメジメで、一番いやな季節になったのではないでしょうか(主観強め)。

私は昔から祝日がないから6月は大嫌いです。なんでこんなに祝日の差が激しいのかなと、月ごとによって思いますね。今年から7月に新しい祝日ができて盛り上がっていますね。学生は。大手じゃない限り、祝日はなかなか休みじゃないですから、社会人にとってはどうでもいい平日でしかないですね。

6月にちなんで今日はホルモー6景について紹介したいと思いますね。6つながりってだけなんですけれどね。

序盤の世間話も伏線回収できましたね。伏線っていうのか微妙ですけれどね。だいぶ早い伏線回収ですけれどね。

さあ、そろそろ本題に入りますかね。

ホルモー六景とは、鴨川ホルモーのスピンオフといいますか、鴨川ホルモーの小ネタ集です。鴨川ホルモーでわき役だった、凡ちゃんや、ほかの大学の、ホルモー参加までの、エピソードを細かくしょうもなく書いている話です。鴨川ホルモーを読んだ直後ならこんな裏話があったんだみたいなことを思います。

まあでも、わき役の中でも一線級なので、主要人物といっても過言ではないかもしれませんね。

なんだか自分で書いていて矛盾していますね。

万城目さんは、書いていたときはここまで各キャラクターについて、構成を練っていなかったといっていました。それでも後付けの話もあるようですが、見事な短編集となっているので、さすがですね。万城目学さんワールド全開の世界観となっていますのでこちらも要チェックですね。

私は裏話大好きな人間なので、正直本編よりも面白かったです。この面白さを読んでつたわってほしいので、書評というよりかは紹介になってしまいますが、今回は許してください。

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  ここからは、日常の話に戻ります。

人生なんてうまくいかないことのほうが多く、つらいことを乗り越えたら、ご褒美が待っているわけでもなく、ただ続く気が狂うほどまともな日常があります。

まあ、それ自体がとても幸せなことなんですけれどね。今思うと、学生時代のありがたさや、学校に行けることのありがたさなど、感謝してもしきれないことが多いですね。

その時はそれがすべてで過去にとらわれていないで今という日を捉えていきたいと思いますね。

あの時もうちょい頑張ればよかったなとか、日々後悔するよりは、こういうばかばかしい本読んで、憂さを晴らしましょう。

梅雨も吹っ飛ばしましょう。それは無理か。

ホルモー六景 (角川文庫)

ホルモー六景 (角川文庫)

  • 作者:万城目 学
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 文庫