マチネの終わりにを読んで

マチネの終わりにとは、去年福山雅治さん主演で映画になった、恋愛映画です。

その原作が、この本平野啓一郎さんの、マチネの終わりにです。クラシックギタリスト蒔野聡史と、海外ジャーナリストの小峰洋子の二人の恋愛物語です。

二人は、クラシックギターのライブの取材で出会い、気になり出します。

二人とも、40代で大人の恋愛をテーマに書かれた作品であり、とても感動します。人生で三度しか会ったことない相手を誰よりも愛してた。そう、たった三回で人はこんなにも愛し、愛されることが出来るのかと思うと私も希望の光が湧いてきます。

私はお世辞にもモテた人生ではなかったですが、40代でこんなにも愛し愛され、モテた人生を送れるように精進したいです。

この本の中で印象的な台詞は、

過去は変えられる。

今どのような状況におかれているか、によって過去の解釈が変わってくるという意味です。
この言葉に私は自分の過去を振り返り、昔の大失敗した経験を許されないと思いますが、肯定出来るようになりました。

開き直ってはいけないし、許されないとは思いますが、許してもらえるよう、毎日祈っております。
 
マチネの終わりには、ピースの又吉さんも、アメトーークの読書芸人の回で紹介してました。

人気者が紹介すると売れますね。

マチネの終わりに (文春文庫)

マチネの終わりに (文春文庫)